スマート回線で電力ロス低減! Amptオプティマイザ
2018/05/24
ストリング単位で発電を制御・監視でき、PVシステム全体の性能を向上させるAmptストリングオプティマイザ。BOSコスト削減や、エネルギーロスの減少にもつながる導入メリットとは?
BOSコストを削減しつつ
発電性能をアップ
新設案件にストリングオプティマイザを組み入れれば、接続箱や遮断機、ストリングと接続箱をつなぐDCケーブル数を半減させることになるので、BOSコスト(工事を含む周辺機器などのシステム費用)は大幅に削減される。
Amptストリングオプティマイザには2つの入力回路があり、それぞれにMPPT回路(最大出力点追尾回路)が含まれているので、ストリング間ミスマッチによる損失を防ぎ、PVシステム全体の発電性能を向上させる。
*2 ケーブル損失計算
接続箱からパワコンまでの距離:実施例をストリングオプティマイザ無にした場合 合計1213m
60sqケーブル抵抗値:0.303オーム/km
総抵抗:1213m x 2 x 0.303/1000 = 0.735オーム
従って総ケーブル損失は、
I2R=(115A)2 x 0.735 = 9.7kW
*1 ケーブル損失計算
接続箱からパワコンまでの距離:実施例 合計577m
60sqケーブル抵抗値:0.303オーム/km
総抵抗:577m x 2 x 0.303/1000 = 0.35オーム
従って総ケーブル損失は、
I2R=(168A)2 x 0.352 = 9.9kW
既設案件も対応可!
トラブル時には素早く察知
Amptストリングオプティマイザは後付けも可能なので、既設案件のリパワリングにも最適だ。また、ストリングごとの出力電流や日々の統合電力データをワイヤレス通信でコミュニケーションユニットに送信し、インターネット経由での遠隔監視にも対応。トラブルを迅速に特定することができるのでO&Mコストを抑えることにも貢献する。
DATA
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