大規模火災に学ぶ「ラピッドシャットダウン」の重要性
2018/05/22
火事や災害など、万が一の自体が太陽光発電設備を襲ったときのことを想定し、備えておくのはとても重要なこと。では、実際にどのようなトラブルがあるのだろうのか。一例を紹介する。
アスクル倉庫の火災から
発電設備の安全性を考える
2017年2月、埼玉県にあるアスクルの物流倉庫で大規模な火災が発生し、鎮火まで12日を要した。
倉庫の屋根上には太陽光発電設備があり、即時のシャットダウン=「ラピッドシャットダウン」ができなかったため、太陽光パネルがしばらくの間、発電を続けた。消防士の安全を確保するためにも発電をストップすべきだったが、導入されていた設備ではストップできなかった。
これらの太陽光発電設備の安全性を考えるうえで、重要な教訓だ。